強健談話 第六回 「空腹こそ健康の秘訣」

皆様ごきげんよう。
羽賀拓郎です。


久方ぶりのブログ…
書いてお伝えしたいことは山ほどあるのですが、いかんせん遅筆な上、ムラが激しいため書けるときは書けるものの書けないときはめっきり書けない…
そんなこんなで再び停滞しておりましたが、決して更新放棄する気は滅法ございません!
どうかご容赦いただければ、長ーい目で見ていただければ幸いです。




学生の若かった頃、空や自然の景色をよく眺めては色々な思いに馳せたり、自然そのものの神秘を身体中や心から感じたりしたものです。
感受性が鈍くなってしまったのか、単に時間的な問題なだけなのか…
やろうにもかつてほどまでにはなかなかできていません。
そういった気持ちや感性は生物として人として、いくつになっても持ち合わせていたいものです。

…それとも、大人になるってこういうことなのでしょうか…?



さて突然ですが、皆さんは1日何食ですか?
単にご飯だけでなく、お菓子のような間食等″口に食べ物を入れる全ての回数です。
一般的に考えれば、まず朝昼晩にご飯を食べるので少なくとも3食、それに加えて間食が何回あるかといった具合でしょう。

しかしこれ、たとえご飯のみの1日3食だとしても実は食べ過ぎです。
つまりそう、現代人のほとんどが過食症なのです。
その上、これまで取り上げた添加物やこれからお伝えしていく他の多くの問題が身の上に降りかかっているので、例えば
・肥満、メタボ
・ダイエット
・生活習慣病
等という言葉が一般的に浸透してずいぶん久しいですが、これは至極当然、起こるべくして起こっていることです。

では、その″食べ過ぎ″を改善するにはどうすればいいのか。
答えは簡単で、逆に食べなければ良いだけです。
「でも、食べないでいたらそれこそ逆に不健康、身体に悪いのでは?」
という疑問が真っ先に出ると思いますが、それについて回を重ねて紐解いていきます。

ということで、今回のテーマはズバリ
「空腹こそ健康の秘訣」
です。


まずは、空腹時の身体の働き、メカニズムを簡単にご説明します。

通常脳はブドウ糖、つまり糖分を使って働いています。
が、断食、つまり空腹の時間が長くなると、脳は糖分の代わりに脂肪をエネルギー源として使うようになります。
食べないと痩せるのは、単に栄養不足(もちろん栄養失調になるほど食べないのは逆に問題ですが…)なのではなく、脂肪を燃やして活動しているからなのです。

生物のメカニズムとは本当に不思議なものでよくできており、食事等によって外から栄養分が入ってこないと、今度は体内に栄養になるものはないかと探し始めます。
脂肪を通り越し、果ては悪性のがん細胞等身体にとって悪い細胞、病原菌までも燃料として利用、消化してしまうほどです。
まさにこれぞ、自然、生命の神秘です。


もう一つの断食の効果として、内臓が休まります。
現代人の大半は過食による内臓、特に消化器官の酷使が原因で病気になります。
単純に考えて、消化が完了する前に新たに食べた物が詰め込まれるわけですから、胃はパンパンになってしまいます。
生物の消化吸収作業は通常でもエネルギーを沢山使いますが、さらにその何倍以上ものエネルギーを使う必要が出てきます。
この状態がほぼ24時間常時行われていれば当然酷使状態に陥ります。
その結果、風邪等の単なる体調不良から始め、重くなると胃疾患あるいは消化以外の体内機能が働かず別の器官等に異常が発生し病気になってしまうのです。

なので、体調の優れないとき、病を患っているときは極力物を食べず
″何もせずにただひたすら寝る″
これが一番の治療法です。
このことについてはまた改めて詳しく取り上げます。


そして大事なこととして、断食をすると体内の悪いもの、つまり毒素や老廃物、病細胞等が排出されるようになります。
初めの頃にお通じは身体のステイタスを表すものであり、排出するということはとても大切だと触れました。
断食をすることで、生命活動で行うに辺り要<かなめ>である
・消化
・吸収
・排泄
の消化と吸収を停止できるため、体内のエネルギーを排出することだけに完全に専念できるようになります。

体内に老廃物が溜まると、それが毒素となり血液と一緒に全身に運ばれることで身体に悪影響を及ぼします。
しかし、通常のお通じだけではこの体内の老廃物を全て出すことはできません。
そのため、誰もがおのずと体内に老廃物が少なからず溜まっています。
特に、幼少の頃から何年何十年もの長い間溜まり続けているものもあり、これを「宿便」といいます。
宿便は下剤等を使っても出すことはできませんが、断食では排出できます。
どうやら宿便の排出方法は断食しかないそうです。
それほどまで身体にとって素晴らしい作用をもたらします。
食べないことにより、真の意味で体内を掃除・美化することができるのです。


と、空腹がもたらす作用についての導入編なのですが、結局長々と語ってしまいましたので(これでもできる限り簡単にしてるつもりです…(汗))、今回はこれにて失礼いたします。

ちなみに、今まで取り上げた議題もこれから取り上げる議題も、本屋の主に家庭医学のコーナーにて取り扱った本があります。
特にこの「空腹=健康」論についての本は結構見受けられます。
もちろん、考え方捉え方は著者によりけりなところがあると思いますが、そちらもご参考まで手に取ってみてはいかがでしょうか。

ご一読、ありがとうございました。


羽賀拓郎


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