🌹500円玉🌹―木ノ上雄介―



この500円の話をしよう…

喉が乾いたので通り道にあった自動販売機で飲み物を買うことにした.

自販機では極力小銭で飲み物を買いたい性格で、例えば170円の飲み物が欲しくても小銭が130円しかなければお札は使わず130円の飲み物に変えるくらい小銭で飲み物を買いたい性格だ.
小銭がなければ買うのをやめてお店にまで買いに行く性格だ.

この日はあいにく小銭を持ち合わせておらず、いつもなら買うのを止めるのだが、珍しく野口英世が描かれたお札を入れて買ってみることにした.
200円の飲み物を買うことにした.

飲み物を取り出しお釣りを取り出す.
出てきたのは100円玉硬貨3枚.
何度も確認するがそれしかない.

提供元に電話をするしかないと自販機に書かれた問合せ番号を控えるも営業日外であったため後日問い合わせることにした.

それから後日連絡し、事情を伝え、丁寧に対応をしていただき、当該自販機の確認をしていただき、僕の手元に帰ってきた今に至る訳だ.

結果として得も損もしていない訳だが、僕の手元に戻ってきたお手紙付きの500円玉に不思議と得した気分と幸せ感を覚える.


そして、この出来事まとめれば4行ほどで終わるものを僕は長々とつらつらと書いてみたが弱い落ちにしか仕上がらなかった秋の夕暮れ.

芸術の秋ですね.


ではまた✋

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